運動不足は良くないとされています。適度な運動は健康維持のためにも良いものですが、やり過ぎは逆効果になってしまう場合があります。たとえばジョギングのように息が上がるような激しい動きだと、呼吸中枢を刺激してしまい、かえって興奮状態に陥ってしまうことがあります。このため、ウォーキングのような軽い運動であれば問題ないでしょうが、あまりハードなものは避けた方がいいようです。
一方、ヨガの場合は瞑想に近い状態になるため、ストレス解消になるだけでなく、自律神経の調整などにも役立つと言われています。しかしこれも、過度な動きにならないように注意したいところです。心拍数が上がり過ぎると血圧が上昇し、心臓への負担が増すことになりかねませんからね。
このように、心身ともに良い状態に保っておくことで、質のよい睡眠を取れるようになるということでしょう。ただ、なかなか難しいですよね……。でも、ちょっとした工夫次第で改善することは可能です。例えば、寝室にはできるだけ余計な光を入れないようにすることです。これは朝日を浴びることによってセロトニンが増えるからですが、これがないと眠くて仕方がないという状況になりますのでね。
他にも、寝具選びの際に気をつけたいこともあります。たとえば、枕の高さが合っていないと首や肩に余分な力がかかってしまうことになるのです。その結果、肩こりや頭痛を引き起こす原因にもなるのですよ。また、布団カバーやシーツの色なども大切ですね。暗い色を選ぶと視覚からの刺激が少なくなり、深い眠りを得やすくなります。白やベージュ、アイボリーなどはリラックスできる反面、強い光が当たると眩しく感じてしまうというデメリットもありますよ。
最後に、ベッド周りに置く小物にも注意が必要です。スマホや目覚まし時計といったアラーム機能付きの電子機器は、できるだけ遠ざけておきましょう。電磁波の影響によって脳波に変化が起きてしまい、眠れなくなることがあるそうなので……
適度な運動は健康維持のためにも良い